ワンポイントアドバイス

おもちを“丸める”

2008年12月02日(火)

おもちをちぎったら今度は丸めます。両手が水でぬれていればコロコロ手のひらで転がして形を整えることは難しくありません。おもちですのでまん丸にはなりませんよ。楕円に丸まっていればOK!


もちを“ちぎる”

2008年12月01日(月)

おもちはお父さん指とお母さん指で“ぎゅっ”と握るようにして切ります。姪に「おもちを触るとどんな感じだった?」と聞くと「ベトベトしてモチモチした!」との事。
旭幼稚園では年少さんもつきたてのおもちの感触を楽しみながら自分のおもちは自分で“ぎゅっ”とちぎります。「ベトベトになっちゃった〜」でもいいのです。手にくっついたおもちは「もったいない!」と食べて手をもう一度洗い今度は手を十分ぬらして再チャレンジ!失敗しながらおもちの扱いを学んでほしいのです。


うさぎのりんご

2008年10月18日(土)

ある年の8月はお楽しみメニューでバナナ、巨峰、黄桃、りんごを使って黒糖寒天のみつ豆を作りました。りんごは旬でないので薄い薄いくし切りを更に半分の長さにして3?程の小さなうさぎのりんごを作り飾りました。
この頃、もえちゃんという女の子が小さな弟を連れて電車でお教室に通ってきてくれていました。いつもお姉ちゃんがクッキングをする間、お母さんと静かに待っているので作り終わって食べる時には弟も参加。この時もみつ豆をペロリ!と食べてしまったのですがお母さんが驚かれました。「この子はりんごが嫌いで家では食べたことがなかったのに・・・」と。小さくかわいいうさぎのりんごだったので「ちょっと食べてみようかな?」と気持ちが動いたのでしょうか。お口に中にピョン!と跳ねていきました。食べれてよかったね。


お味見の不思議

2008年10月16日(木)

お味噌汁のお味見、ごま和えのお味見、青豆が柔らかくなったかどうかのお味見・・・・いろいろなお味見がありますが子ども達は“お味見”が大好き!「お味見して」と頼むと一人前扱いされたようで嬉しいようです。
グリンピースが苦手でも今ゆでているお鍋の側で“味”ではなく“柔らかくなったかどうか”を「お味見して!」と頼まれるといつものお皿の上のグリンピースより心のハードルが低くなって、又お友達の「もう柔らかいよ〜」「オッケイ〜」の声に励まされてお口の中にポン!食べてしまいました。
「苦手だと思っていたのに食べたらたいしたことなかった!」と食べる事ができたた本人が一番嬉しいのです。


おむすび

2008年10月02日(木)

子どもはおむすびを食べるのも作るのも大好き!お家でもぜひおむすびを結ばせてあげてください。子どもが上手に結べる大きさは両手からはみださない量。ちょうど公園や幼稚園の砂場で作るどろ団子の大きさです。
私が子ども達に“おむすび”で伝えているのは心をこめて結ぶこと。「心をこめてむすぶと手の平から“おいしくなれパワー”がでてくるんだよ。」と話ます。私の経験では幼稚園・小学校低学年の子ども達は素直に信じ小さな声で「おいしくな〜れ、おいしくな〜れ」と歌うようにむすび始めます。これが小学校5年生の男の子ともなるとそんな事あるわけないという顔で「うっそだ〜!」といいます。しかし、大切そうに胸の高さで結び始めました。私には男の子の心の中の「おいしくな〜れ!」が聞こえてきました。